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”情熱”が何かわからない人へ『マネーボール』

2000年代初頭、当時のアメリカ野球界の常識を覆すような新しい手法(統計学)を用いて、メジャーリーグの貧乏球団をプレーオフ常連の強豪チームに作り上げていくアスレチックスGMビリー・ビーンの孤高の戦いを描いた実話もの。

野球界の古い常識を変えようとするその戦いぶりに派手さは一切ないし、観ている側を言葉で説得することもない。全編を通して静寂が漂う。

ただ、主人公の表情と間が創り出す空気感は一瞬たりとも目を離したくないという気にさせられるほど人間味にあふれている。

その空気感を味わいたくて何度も観てしまうほど、ビリーを演じるブラピの静かで熱い演技は本当にオーマイガッだ。

あなたの職場にもビリーみたいな人いません?

なんで敢えて周りと衝突するような困難な道を選ぶのか、理解に苦しむ人。

でも、情熱ってそういうことだと思うんですよね。

そういえば、京セラの稲盛さん語録にこんなのがありました。私はこの名言が大好きなんですが。

「仕事の結果=考え方×情熱×能力」

この作品はまさに、無難に生きている人の背中を押してくれる映画。

でもこんなご時世なんで、パワハラと思われないよう”情熱”の取扱いにはくれぐれもご注意ください。

予告編MOVIE