shine

”認められる”ことで自由になれる『シャイン』

これ観た人結構いるかも。私がまだ20代の時に初めての海外旅行でマウイ島に行く飛行機の中で観た映画で、ずーっと心に残っていた作品。

天才少年ピアニストと呼ばれ、一度は精神を病みながらもハンディキャップを乗り越えて復帰した実在のピアニスト「デイヴィッド・ヘルフゴット」の実話。
貧しい家庭に生まれたデイヴィッドは厳格な父親の指導の元、ピアニストになるべく英才教育を受けていた。才能に恵まれながらもコンクールで優勝することでしか自分を認めてくれない父親の「偽りの愛」を信じ、自由のない毎日を耐えていた。

そんなある日、天才少年と呼ばれた彼の元にイギリスの王立音楽院に留学する話が持ち上がるが、父親がそれを許さなかったため、家を飛び出す形でロンドンに渡る。

ロンドンでピアノに打ち込むデイヴィッドは、コンクールで難関であるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」に挑戦し、見事に弾いたものの、その直後精神に異常をきたし始める。

自由意思を取り上げられることの恐ろしさもさることながら、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」という一つの作品が持つ”人を壊してしまう”ほどのパワーとは一体なんなんだ!

どうやらラフマニノフのこの代表作は、演奏者に課せられる技術的、音楽的要求の高さで有名な作品だそうで、主人公のデイヴィッドはその困難さにとりつかれて精神に異常をきたしてしまったということなのですが、家族や関係者からは事実と違うと抗議の声が挙がったそうです。

事実でもそうでなくても、この作品は”認められること”で本当の自由や自分らしさを手に入れることができるということを教えてくれる貴重な映画に変わりはないのです。

他者からの評価を気にする人は、一生他者の評価に縛られると言う人もいますが、他者に認められることで自分の存在意義を見いだすことができるというポジティブな面に目を向けてみるほうが幸せになれる気がしませんか?

ピアニストの映画でもう一つおすすめの作品が「海の上のピアニスト」。こちらは豪華客船の中で生まれ、生涯船を降りることのなかったピアニストの物語(ティム・ロス主演)。実話じゃないけどこれもいいんだぁ~

「Shine」予告編MOVIE

「海の上のピアニスト」予告編MOVIE